法則10|お金周りの問題は早めに理解し合って

お金の問題はシビア

法則10|お金周りの問題は早めに理解し合って

夫婦はできるだけ価値観が一緒の方がうまくいきます。一緒だと良い価値観の中でも特に重要なのは金銭感覚です。金銭感覚というのは、持っているお金をどのように使うかを決めるための判断基準のことです。あるいは将来的に使うことのできるお金をどのように使用するかを決める基準です。金銭感覚が違う夫婦はほぼ間違いなくストレスを抱えます。

 

実際お金が原因で離婚するというケースを後を絶ちません。司法統計年報(2013年)の「性別離婚申し立ての動機別割合」によると夫の申し立てとしていちばん多い原因は「性格の不一致」ですが、「精神的な虐待」「異性関係」「家族関係と折り合いが悪い」という理由に続いて「浪費」があげられていました。妻の申し立てとしては、やはり「性格の不一致」が一番ですが、2番目に「生活費を渡さない」という理由があげられていました。そして、6番目に「浪費」がきます。

 

こうした結果を見ると、金銭感覚をある程度同じようなものにすることは重要だと分かります。「一緒に住んでみたらヒモみたいな人だった」「なかなか定職につかない」なんてことは珍しくありません。より幸せな人生を目指しているなら、交際期間中にお金周りの話を詰めておく必要があります。

 

意識しておくべきお金の問題1:借金

出会っていきなりお金の問題をするのは良くありませんが、気持ちが入り込んでしまわないうちにお金の問題を真摯に話し合っておくことは大事です。かなり仲良くなってから相手に借金があることが分かっても、感情が入っている分後戻りできなくなる恐れがあります。「借金はあるけどすごくいい人だから」「お金を浪費しそうだけど、可愛いから」となると、冷静な判断をするのは難しいでしょう。しかし、まだ感情がそこまで発展しない段階なら距離をうまいこと取れるでしょう。

 

相手に借金があるかどうかはかなり重要なチェックポイントです。もちろんここで言う借金とは、マイホームのローンや車のローンをすべて含めているわけではありません。ローンは厳密には借金ですが、意味のない前借ではありません。ローンがあってもある程度年収がある人の場合は計画的な返済が可能です。こういう場合は該当しません。そうではなく、やたらと売クレカで物を買うくせがあり、家の中が物であふれているようなタイプや、「お金がない」と習慣的に言うようなタイプのことです。

 

浪費ぐせがあると判断したなら、現実的な解決策を持ってない限り、交際を続けない方が身のためかもしれませんン。

個々の状況が異なるので一概には言えませんが、理想は計画的なローン以外の借金がないことです。

 

意識しておくべきお金の問題2:将来の買い物

法則10|お金周りの問題は早めに理解し合って

現時点で借金がなくても、将来どんな買い物をしたいと願っているかを話し合うのは大切です。子どもが欲しい家庭であれば特にですが、やはり「いずれはマイホーム」という願いがあるでしょう。またこれは男性に特に多いですが、経済的な軽自動車よりも、大きくてラグジュアリーな車、あるいはスポーティーな車を購入したいと考えているかもしれません。

 

このような大きな買い物は魅力的ですが、収入の許す範囲で決定すべきことです。背伸びしたいタイプと結婚すると、家計はひっ迫します。相手が倹約家である必要は必ずしもありませんが、借金をしない程度、もっと言うと毎月少しずつ貯金ができる程度のやりくりができるかどうかを見極めると良いです。将来の投資として子どもの養育費も計算に入れましょう。「絶対私立が良い」という考えの持ち主もいることでしょう。そうなると当然かなりのお金がかかることになります。

 

将来の出費という点については、具体的には以下のような質問ができるでしょう。

 

「マイホームってほしい?買うとしたらどの程度まで出したい?」
「好きな車のタイプは?」
「子どもは何人くらいまでを考えている?進路についてはどんな意見を持っている?」

 

意識しておくべきお金の問題3:年収

別のポイントは年収です。実は年収は最重要項目ではありません。なぜなら高年収でも金銭感覚がない浪費家であれば苦労するからです。バブル時代に羽振りがよかった人が、バブルが弾けて転落人生という話をよく聞くでしょう。同じように大事なのは現在の収入というよりも、収入をどう使うかです。とはいえある程度のお金は当然必要です。

 

ブライダルネットでは、プロフィール欄を見れば相手の年収が分かります。ただこの時チェックしたいのは数字だけでなく、どんな職業についているか、そして、家族との同居を考えているかどうかといった点です。

 

可能なら勤続年数なども考慮すると良いでしょう。今後先行きが見えない職業についているのか、勤務したばかりか、それともある程度の年月を同じ職場で働いているのかといった点は、将来の年収を把握するキーになります。もちろんリストラやリーマンショックのような社会問題は予測できないため、100%将来は分かりません。

それでも今の年収を維持できるかどうかを判断する材料があると、計画的なお金の使い方につながります。

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